デモスポ取材vol.2<パンポン> 第37回日立市パンポン大会

24 a??a?3a??a?3 6月25日(日)に日立製作所日立体育館で行われた,第37回日立市パンポン大会に取材に行ってきました。開会式前のアップから激しい動きが見られ,大会にかける選手の意気込みが伝わってきました。国体のデモンストレーションスポーツでもある「パンポン」は,1922年頃から日立製作所内で始められたそうです。1929年にルールが作成され,当時の日立工場長であった高尾直三郎さんによって「パンポン」(パンと打って,ポンとはずむ)と命名されました。現在,日立製作所内の通路や広場には30面近くのコートがあるそうです。

日立市パンポン普及推進協議会会長であり,本大会委員長でもある,成田清治さんに話を聞きました。(成田さんは,高校生の時に卓球の選手として国体に出場し,3位に入賞したそうです)

成田清治さん

ラケットとボール

ラケットとボール(軟式テニスのボール)

■パンポンはどういうスポーツですか。
初めは,日立製作所の従業員の昼休みの遊び(レクレーション)として広まりました。それが今では,スポーツ化し,体力・精神力が必要とされる競技となっています。私がやっていた卓球よりも動きがハードかもしれないです。選手は,卓球やテニスをやっていた人が多いですね。

■パンポンのよさはどういうところでしょうか。
誰でも簡単にすぐにできるスポーツであること。準備も簡単で,道具もラケットだけなので,お金もかからない。県内の学校でもどんどん広めてほしいです。


次に競技委員長である加藤康広さんに話を聞きました。加藤さんは,本大会の男子シングルスA部門で5回の最多優勝をしている実力者でもあります。

加藤康広さん

加藤康広さん

加藤さんの試合の様子

加藤さんの試合の様子

■パンポンを始めたきっかけを教えてください。
パンポンは私が子供のころからあり,小学校にクラブもありましたが,私はやっていませんでした。日立製作所に勤務し,先輩に誘われてパンポンを始めました。自分自身はそれまで卓球をやっていました。

■パンポンの楽しさや良さはどういうところでしょうか。
4ポイントで,1セットが終わるので短い時間で勝負が決まる緊張感がいいですね。4ポイントなので,番狂わせが起きることもあります。

■練習はいつ行っているのですか。
昼休みに毎日行い,同好会で月に2回週末に練習しています。

その後,加藤さんの試合を観戦させていただきました。瞬間的にネットに詰めより,ボレーを多用して攻撃をし,圧倒的な強さで勝ち進みました。


中嶋さん

女子の部:中嶋さん

女子の部に参加していた中嶋さんは,日立製作所に勤務して,パンポンを始めたそうです。当時はパンポンをやるのが当たり前という雰囲気で,昼休みは,雨の日以外は毎日練習していたようです。パンポンは,とにかく楽しいこと。そして色々な人と交流を深められることだそうです。

 

男子シングルスBの片山さん

男子シングルスB:片山さん

男子シングルスBに参加していた片山さんは卓球経験者で,職場でたくさんの人がパンポンをやっていたのがきっかけで,はじめたそうです。パンポンは,いろいろな方とコミュニケーションがとれ,いろいろな部署の人とかかわれることが楽しいそうです。

日立市内の小学校では,クラブや授業でパンポンを取り入れているそうです。板と軟式テニスのボールがあれば簡単にできます。ボール感覚を身に付けたり,運動量を確保したりするには,とてもよいスポーツだと思います。ぜひ県内の小学校でも取り入れてみてはいかがでしょうか。

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