27. 土砂降りの決勝,高校110mハードル/中島 泉さん(下妻市)

小学校6年の時に下妻市内の陸上競技大会でハードルに出場してから,ずっと陸上を続けてきました。高3の時には,5種競技に出場し,日本新記録を出すこともできました。前回の国体には,高校生として110mハードルに参加し,初日に予選,準決勝があり,天候にも恵まれ,よいタイムで1位通過することができました。しかし,翌日の決勝の日はスタートラインに立つと,2・3台先のハードルが見えないほどの土砂降りの雨でした。他県の選手は雨の中,ウォーミングアップを行っていましたが,地元開催のためか,私は競技の直前まで会場近くの学校の体育館でアップをし,車で会場まで送ってもらいました。あまりの雨の強さに慎重になりかけていた私にコーチは「いつもどおり突っ込め」というアドバイスをくれました。ゴール手前2m位までは1位でしたが,最後の最後にかわされ,0.02秒(距離にすると2cm位でしょうか)の差で2位に終わってしまい,悔しい思いをしました。
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中学3年の時から,100名位の選手が堀原運動公園に集められ,練習会が行われましたが,49年国体本番に出場したのはその中の2名だけでした。高校生になると3カ月に1度金・土・日と強化合宿があり,それが高2になると2カ月に1度,高3の時には月に2回の強化合宿と,関東合宿等もあり学校に行けないことも多かったと思います。堀原で合宿を行っていた時には堀原の大広間にみんなで寝ました。笠松の時は近辺にある旅館に宿泊しました。

 前回の昭和49年国体は,決勝で負けたことはもちろんですが,大会全体に活気があったことと,強化合宿が多かったこと,それが印象に残っています。平成31年国体に向けている選手には,「自分のため,茨城県のために表彰台の1段でも高いところを目指していただきたい」と思います。


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