第73回国民体育大会関東ブロック大会(体操)

大会の概要・歴史

競技

体操競技は、演技の難易度、美しさと安定性を競い合うスポーツです。種目には、男子6種目(ゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒)、女子4種目(跳馬・段違い平行棒・平均台・ゆか)があります。宙返り、跳躍などのアクロバットな技や、身体の柔軟性が見どころで、特に難易度の高い演技を行った後の安定した着地は観客席のボルテージを一気にあげてくれます。国民体育大会では都道府県対抗で、男女とも1チーム5名が演技し、各種目とも上位4名の合計得点で順位が決定します。リハーサル大会である関東ブロック大会では、今年の福井国体の代表チームを選出します。

新体操

新体操は、リズミカルな動き、力強さ、スピード、柔軟性、手具の巧みな操作が要求されるスポーツです。手具には、ロープ・フープ・ボール・クラブ・リボンがあります。選手の徒手要素(ジャンプ・バランス・ピポット・柔軟)の高さを競うだけでなく、手具と身体が一体化した洗練された美しい動きと、華麗でダイナミックな演技や伴奏音楽に溶け込んだ芸術性の高い演技が新体操の魅力です。国民体育大会では都道府県対抗で、団体競技と個人競技の得点を合わせて各都道府県の得点とし、順位を競います。団体競技は、4回以上の手具交換と徒手難度、ステップや多彩なフォーメーション、選手同士の協力による連係等が必要です。個人競技では、手具の巧みな操作と手具の特性を生かした演技、徒手要素が必要となります。リハーサル大会である関東ブロック大会では、今年の福井国体の代表チームを選出します。

大会の内容・見どころ

競技

関東ブロック大会は日本を代表する選手が多く出場しており、高い得点での争いと高難度の演技構成が予想されます。千葉県、埼玉県は選手層が厚く安定しています。山梨県少年女子も注目したいチームです。団体戦はそれぞれの合計得点によって順位が決定されますが、難度の正確性や落下による減点で大きな順位の入れ替えが予想されるため目が離せません。

新体操

昨年度愛媛国体優勝の東京都や3位の千葉県が今年度大会でも大きな得点源になる選手を擁し、どのような演技を見せてくれるか、また、どこまで得点を伸ばせるかに期待が集まります。また、その他では難度の正確性や落下ミス等による実施減点をどれだけ少なくして構成の難度を生かせるか、どのチームも実施次第で大きな点差が出てしまう状況で接戦が予想されます。そのような中、選抜の茨城県チームが昨年に引き続き自分たちの個性を最大限に発揮し、安定した演技を行えば順当に福井国体出場を勝ち取ることが出来ると思います。

茨城県チーム・選手の紹介や活躍予想

競技
佐藤巧選手(徳洲会)2017年全日本種目別跳馬優勝2018スロベニア大会ゆか優勝、跳馬2位でメダルを獲得しました。茨城県チームの中心となる選手です。また、7月に行われた全日本種目別選手権大会には本県所属選手として佐藤選手・中嶋選手・滑川選手・山﨑選手・湖山選手の5名が出場しました。ミスを最小限に抑え、それぞれの役割を果たせばブロック通過も可能です。
○少年男子
監督  内窪誠:茗溪学園高等学校教諭
選手  蓮見渉真、茂垣流星、滑川大観、北垣彩人、仲田峻
○少年女子
監督  尾西雄一:常磐大学高等学校教諭
選手  大内光、林田曜、檜森思音、大曽根あおい、菅原吟音
○成年男子
監督  滑川利美:茨城高等学校教諭
選手  佐藤巧、中嶋洋介、大谷陸人、滑川尚宏、山﨑広輝
○成年女子
監督  堀内雅子:常磐大学高等学校教諭
選手  永里杏澄、安優音、木藤美莉、湖山乃雅、坂﨑凜

新体操
茨城県代表選手は県内の高校生より選抜された選手で編成されています。
監督  大沼しおり:茨城県体操協会 強化部部長、県立中央高等学校教諭
選手  髙田実咲(クラブ)、髙田亜由実(ボール)、石津愛莉(フープ)、鳥丸万梨子(リボン)、押鴨里奈

大会の結果

競技
会場内は、500人を超える観戦者が見守る中、熱戦が繰り広げられ、ダイナミックな技が決まるたびに、四方から歓声が飛び交い、会場は常時大賑わいであった。成年男子上位2チーム、成年女子上位1チーム、少年男子上位6チーム、少年女子上位6チームが福井国体への出場権を獲得した。
【成年男子】1位千葉県 2位茨城県
【成年女子】1位埼玉県
【少年男子】1位千葉県 2位東京都 3位埼玉県 4位群馬県 5位神奈川県 6位栃木県
【少年女子】1位神奈川県 2位埼玉県 3位千葉県 4位山梨県 5位東京都 6位群馬県
新体操
関東甲1都7県の選抜選手が出場し、ハイレベルな戦いが繰り広げられた。また、選手の華麗でダイナミックな演技に魅了され、会場は大歓声に包まれた。認証式には、来年開催される「いきいき茨城ゆめ国体2019」のイメージキャラクターである「いばラッキー」が登場し、選手や観客、関係者に大人気で会場を盛り上げてくれた。総合成績上位6チームが福井国体への出場権を獲得した。
【少年女子】1位千葉県 2位東京都 3位茨城県 4位群馬県 5位神奈川県 6位埼玉県

茨城県選手の結果

競技
(1)成年男子
成年男子は、2位となり、福井国体への出場権を獲得した。
同時開催の第67回関東体操競技成年選手権大会においても、中嶋洋介選手(茨城県体操協会)が、個人総合4位、種目別跳馬2位と好成績であった。また、2017年全日本種目別跳馬優勝、2018WCCスロベニア大会ゆか優勝、跳馬2位の実績がある佐藤巧選手(徳洲会体操クラブ)は、3種目のみ演技を行い、種目別において、ゆか優勝、跳馬優勝、つり輪2位タイとスペシャリストとしての実力を見せた。
(2)成年女子
成年女子は、近年と比べベストメンバーが揃い、昨年の関東ブロック大会より、総合得点を40点上げることができたが、結果は3位と、予選通過には惜しくも届かなかった。
活躍が期待されていた、坂﨑凜選手(茨城県競技力向上対策本部)は、個人総合で7位だったものの、種目別段違い平行棒でみごと優勝した。湖山乃雅選手(茨城県競技力向上対策本部)は、調整不足のためか、得意の段違い平行棒でミスをするなど、得点を伸ばすことができなかった。
(3)少年男子
少年男子においては、7位と、予選通過の6位にあと一歩及ばない結果となった。6位の栃木県との点差が0.75点と、非常に接戦であった。メンバーの5人中3人が1年生であり、経験が少ない割にはよい演技ができていた。来年もほぼ同じメンバーで国体に挑むため、さらなる強化が期待される。
(4)少年女子
少年女子も男子と同様に7位と、6位にあと一歩及ばなかった。秀でた選手や安定して演技ができる選手がいないため、さらなる選手層の強化が必要となる。

競技成年男子(結果)
競技成年女子(結果)
競技少年男子(結果)
競技少年男子(結果)

新体操
茨城県チームは、1日目の個人演技では7位と出遅れてしまったが、2日目の団体演技では3位と大健闘を見せた。大幅にランクアップし、3位通過で福井国体への出場権を獲得した。
新体操(結果)

競技

平行棒

平均台

競技会場の様子

新体操

個人競技(リボン)

認証式

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